観光ホテルの鑑定評価
案件概要
クライアント・部門 | 金融機関 |
サービスメニュー | 不動産鑑定評価 |
業務内容 | 評価対象は北陸の有名温泉地にある大型の観光ホテル。収益価格は、損益計算書などの決算資料をベースにホテル・旅館業における一般的な経営指標も参照しつつ事業収支を査定して求めるが、不動産鑑定としてのホテルの収益価格は、事業評価ではなく、土地・建物から構成される施設(ハード)としての標準的な収益力を測るところに難しさがある。 そのために、決算資料の数字の裏にある事象を的確に把握するよう努めた。決算資料のチェック段階で洗い出した質問事項を依頼元金融機関経由でホテル側に提出し、現地調査当日はホテル関係者の方々に詳細な回答を頂いた。疑問点をつぶしていくことで評価方針も定まり、お客さまに対するロールアップでは合理的な判断根拠に納得して頂けた。 |
担当者後記
日本では、米国のユニフォームシステムのようなホテル業における統一的な会計報告様式がないため、他のホテルとの相対評価やホテルのタイプ/規模に応じた標準的な経営指標との比較が容易ではありません。ホテルごとの個別性も強いため、ホテルのオペレーションを深く理解することが難しくもあり面白いところです。
案件担当部門
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